1978年洋楽ロック 名盤10枚


私的ベストアルバムレビュー 「宇宙の騎士」TOTO

「宇宙の騎士」TOTO

TOTOTOTO

STEVE LUKATHER - guitars & vocals

DAVID PAICH - keyboards & vocals

DAVID HUNGATE - bass

BOBBY KIMBALL - vocals

STEVE PORCARO - keyboards & vocals

JEFFREY PORCARO - drums, percussion

 

 

 

  1. CHILD'S ANTHEM
  2. I'LL SUPPLY THE LOVE
  3. GEORGY PORGY
  4. MANUELA RUN
  5. YOU ARE THE FLOWER
  6. GIRL GOODBYE
  7. TAKIN' IT BACK
  8. ROCKMAKER
  9. HOLD THE LINE
  10. ANGELA

 

ボズ・スキャッグスのアルバムに参加したことがきっかけで結成されたバンド「TOTO」。腕利きスタジオ・ミュージシャン達の爽快なデビュー・アルバムです。

 

歯切れのいいリズムギターとハイトーンのボーカルがいきなり気持ちいい「アイル・サプライ・ザ・ラブ」、小気味良いポップなロックン・ロールの「マニュエラ・ラン」や「ロック・メイカー」、ハードな「ガール・グッドバイ」にシングルも大ヒットした「ホールド・ザ・ライン」と、他にも捨てるところのない名曲揃いの名盤です。

 

ほとんどの曲を作曲したキーボードのデビッド・ペイチの能力によるところも大きいと思いますが、数々のミュージシャンのアルバムで腕を磨いてきた彼らの才能が一気に開花したというところでしょうか。

 

彼らは80年代に入ってから4枚目のアルバムでグラミー賞を受賞しますが、今でも一番気に入っているのはこのアルバムです。「ロザンナ」や「アフリカ」も確かにいい曲でしたが、衝撃的なデビューを飾ったこのファースト・アルバムほどのインパクトはありません。

 

切れのいいリズムギターとうねるソロを弾きまくるスティーブ・ルカサーや、気持ちのいいスネアの音を響かせるジェフ・ポーカロのドラムスはこの1枚で充分に堪能できます。

 

虚空に剣が光るジャケットは邦盤のタイトルと共に印象に残りますが、同時期にデビューしたボストンも同じようなイメージがあるのは、どちらもどこまでも高く舞い上がるハイトーンのボーカルとギターのサウンドがあるからでしょう。良い曲と確かなテクニックの両方が楽しめるスカッとしたアメリカン・ロックのひとつの頂点がここにあります。

 


「Don't Look Back」BOSTON

Don't Look BackBOSTON

 デビューアルバムの緻密で完璧な音造りをさらに進めてタイトル曲もヒットしました。 練り上げたギターサウンドが相変わらず気持ちいい。 故ブラッド・デルプの歌うバラード「A Man I'll Never Be」も懐かしいです。


「Van Halen」VAN HALEN

Van HalenVAN HALEN

70年代最後のギター・ヒーロー、ヴァン・ヘイレンの登場は衝撃的でした。 超絶テクニックで度肝を抜かれましたね。しかも笑顔で余裕のプレイです(レコードを聴いた当時は映像がなかったので知りませんでしたが)。


「Minute By Minute」THE DOOBIE BROTHERS

Minute By MinuteTHE DOOBIE BROTHERS

ボーカルがマイケル・マクドナルドに代わってバンドも大きく変わり、洗練されたサウンドでグラミー賞を受賞した名盤。 個人的にはドゥービーと言えばトム・ジョンストンですが、このアルバムは外せません。  


「But Seriously Folks」JOE WALSH

But Seriously FolksJOE WALSH

大好きなジョー・ウォルシュがイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」発表後に出したソロ・アルバム。 邦題は「ロスからの蒼い風」で、リラックスできる内容です。 ラストの「Life's Been Good」のイントロのギターが最高。


「Infinity」JOURNEY

InfinityJOURNEY

サンタナでデビューしたのが17歳、ニール・ショーンのジャーニーにボーカルのスティーブ・ペリーが加入して、ここから80年代の大ヒットへと続いていきます。 「ホイール・イン・ザ・スカイ」はジャーニーらしいナンバーでした。


「What You Won't Do Love」BOBBY CALDWELL

What You Won't Do LoveBOBBY CALDWELL

お洒落なジャケットに都会的で洗練された楽曲の数々、ソフト&メロウと言えばボビー・コールドウェルでした。 デビューアルバムにして名曲満載の名盤。 ソフト過ぎない独特な声もいいなと思います。


「Live And Dangerous」THIN LIZZY

Live And DangerousTHIN LIZZY

ジャケットのカッコ良さは他のライブアルバムと比べものになりません。 ロッカーとはこうでなくちゃいけませんね。アイルランドの英雄シン・リジィの名盤。 フィル・リノットの癖のあるボーカルとツインギターが楽しめます。


「Tokyo Tapes」SCORPIONS

Tokyo TapesSCORPIONS

クラウス・マイネの硬質なボーカルに加えて、ギター仙人ウルリッヒ・ロート最後のプレイが楽しめる日本でのライブ。邦題は激しく「蠍団爆発!」原題は「Tokyo Tapes」。 スコーピオンズもドイツが生んだ傑作のひとつです。


「Outlandos d'Amour」THE POLICE

Outlandos d'AmourTHE POLICE

ポリス衝撃のデビュー作。 3人編成らしいソリッドな音に、スティングの個性的なボーカルがマッチしてました。 「ロクサーヌ」は彼らにしか出来ない曲で、音で埋め尽くさない事もまた格好いいものですね。


日本のヒット曲

  • 「カナダからの手紙」 平尾昌晃・畑中葉子
  • 「与作」 北島三郎
  • 「時間よ止まれ」 矢沢永吉
  • 「狼なんか怖くない」 石野真子
  • 「飛んでイスタンブール」 庄野真代
  • 「プレイバック Part2」 山口百恵
  • 「勝手にシンドバッド」 サザン・オールスターズ
  • 「夏のお嬢さん」 榊原郁恵
  • 「君の瞳は100万ボルト」 アリス
  • 「ガンダーラ」 ゴダイゴ 

1978年の主な出来事

  • 1月 「ザ・ベストテン」放送開始 久米宏・黒柳徹子
  • 3月 池袋に高層ビル「サンシャイン60」完成
  • 3月 原宿に「竹の子族」出現
  • 5月 新東京国際空港(成田空港)開港
  • 6月 宮城県沖地震
  • 7月 世界初の体外受精児誕生(英)
  • 8月 24時間テレビ 「愛は地球を救えるか」
  • 8月 日中平和友好条約 調印
  • ベストセラー 「不確実性の時代」J.K.ガルブレイス


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